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  • 執筆者の写真本部ねこやん

ニワトリが先か?卵が先か?

昨日、スタッフ間で面白いやりとりがあった。


たった一つの「集客案」に対して、セラピストみんな嫌がって誰もやらないから、その案はやめろ、


という。


ほう。なるほど。いつものことね。



何かを決める時、きまって必ず


「とりあえずやってみよう派」は1割、


「絶対やらない派」が2割、



そして残り7割は、反対寄りの「懸念派」4割と、


決まったらそれに従います「お任せ派」3割である。



そうなると、ざっくり


【賛成1:どちらかというと反対9】の構図。



人は既存のものを、


変えたくない、変えてほしくない、変わりたくない。



これは良い悪いではない。


現実そうだ、というだけの話。




集客が先か?求人が先か?


風俗業でいえば、


お客様が先か?キャストが先か?


さあどっち?



この場合、



お客様(ニワトリ)で、

セラピスト(卵)と定義できる。



どっちが大事か?に答えはない。


どっちも大事だからだ。




じゃあ、どっちが先か?


これには答えが出ている。



ずばり、ニワトリである。


ビジネスでいえば、お客様が先なのだ。



商売において最も重要なことは、


お客様を先に集めてから、商品を提供することだ。



しかし、ほとんどの場合、


まず良い商品・良いサービスを作ることを一生懸命がんばろうとする。


そして完成して安心してから、


ようやくお客様を集めようとする。



しかし、これはほぼ失敗する。


その商品やサービスが立ち上がることはまずない。起動に乗る前に挫折するのだ。



商品(卵)が先で、お客様(鶏)が後のモデルは、

すでに破綻モデルとして多くのビジネス理論で結論づけられている。




これを、出張マッサージ委員会でいうなら


セラピストにお仕事をたくさん回してあげること。それは皆、同じ思いだ。


そのためにはまず


お客様にたくさん利用していただくことを考えることが、先なのだ。


とにかく次から次に止めどなくアイディアを出して集客しなければならない。





ちなみに、生物の進化論でいえば、


卵が先らしい。


なぜなら、いつも茶色のヒヨコばっかりだったのに、


ある日突然、ナゾの白いヒヨコが誕生することがあるからだそうだ。


これを「突然変異」という。



突然変異は生物学ではよくある現象だ。

最近でいえばコロナがそう。変異しまくっている。



ところが、この話には続きがあって、


その白いヒヨコが産まれたのは、親のニワトリからだ。


つまり、白いヒヨコが勝手に自然界に登場したのではなく、

なんらかの要因があってニワトリが産んだのである、


という考え方だ。



生まれたのではなく、生んだ。



じゃあ、そのニワトリが白いヒヨコを産んだとき、


いったい、


どんなエサを食べていたのか?

どんな環境だったのか?

どんな1日を過ごしていたのか?


それらがどういうふうに絡み合っていたのか?

いつからそうしていたのか?


この検証こそが大事だ。


まず検証をして、実験を繰り返し、ダメなら修正して、またやってみる。


これができる人、組織は強い。


スタッフ側(ニワトリ)が常日頃から創意工夫して取り組むから、


やがて、ぽこぽこっと、良い金色の卵(セラピスト)が産まれるのだ。

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